GIST(消化管間質腫瘍)
GIST(ジスト:Gastrointestinal Stromal Tumor)は、胃や腸の消化管壁の粘膜下にある未熟な間葉系細胞に由来する悪性腫瘍である「肉腫」の一種です。GISTの発症率は、年間に10万人に対して1人から2人くらいとされ、非常にまれな腫瘍です。ほとんどの場合は無症状ですが、当院の症例のように潰瘍を形成すれば、腫瘍からの出血による下血(黒色便)や貧血などの症状があらわれることがあります。本症例に対しては、腹腔鏡内視鏡合同胃局所切除術(Laparoscopy Endoscopy Cooperative Surgery; LECS)による治療が行われました。

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